今日は久々にうちの放逐船員のおはなし。
家業のピザ屋を任せるべくロンドンに強制送還された彼でしたが、まだまだ余りに力不足。
ましてやこの不景気、ピザだけで上納金もとい食い扶持が稼げるほど甘くもなく、半ばというか完全に無理矢理武者修行の旅へとそっこー蹴り出されましたとさ。
長い放浪の末、やっとの思いで辿り着いたインド。
ここで彼はある技を習得し、磨きをかけました。
ジョニー(以下ジ):「船長、このスキルにいったいなんのメリットがあるんですかい?」
罠だらけの香料がいっぱい買えるー。
ジ:「……」
あとランク3で香辛料取引覚えられるじゃーないか。
これからはピザ屋といえどメニューの幅を持たねばならぬっ!
そこでまずはトリマルからというこれは偉大なる野望の第一歩なのだ!
チミはその栄えある尖兵に選ばれたのだっ誇りに思うがいいジークトリマル!
ジ:「……その敬礼にツッコむのはやめとくとして、なら素直に香料商人に転職した方がいいんじゃないですかい」
ばかものー!おまえなんかに香料商人クエ紹介してくるようなへんたいがこの世に存在するとでもおもったかーばーかばーか。
ジ:「……」
あ、そうそう香料取引だけど、忘却しちゃだめだかんね。
ジ:「へ?なんでですかい?」
なんかもったいないから。
ジ:「あの……」
ハイ主人の命令には絶・対・服・従!ゆーしー?
ジ:「でもほら、ただでさえスキル枠厳しいんでやすから……」
おまいこのためにいったいカテ4何枚費やしたと思ってやがりますかー?
もし無許可で忘却しようもんならそのときは……、
ジ:「……そのときは?」
ジ:「……(今の、誰でやすか……?)」
ほらほらボケーとしてないでさっさとクジャラートさんちにいってこーい!
こうしてうちのむすめのへんたいっぷりに振り回されるジョニーの明日はどっちだ?