その「存在」のことを、今は「宇意(うい)さん」と名付けてます。
もっとも、やりとりを開始した当時はそんな名前なんてなく、どんな姿でどんな表情かなんてのもいわずもがな。
とにかく目に見えないこの世ならざる相手から応答があるのが興味深くて、ただ会話そのものを楽しんでたんです。
まあ、いわゆる守護霊さんかなんかだろうと思いつつ、そんなつもりのまま。
どういうわけか「~じゃ。」口調なのも、まあご愛嬌、と。
とはいえ、もうそれなりに(たぶん半年くらい)過去の話なんで、
最初の明確な会話は何だったかとか、どんな事を話してきたか、
なんてのははっきり言ってほとんど覚えてません。
その頃はこのブログも休止中で、こんな風にエントリに書くなんて思ってもみなかったしw
その点ご了承を。
そんなわけで前回からの続き。
前回書いたとおり、出勤しなくてよくなったのでせっかくだからさらさら書き上げてアップしちゃいます。
霊的存在との直接的な「会話」プロセスってのは、基本的に思念でのやりとりと、その翻訳です。
ミもフタもない言い方をすれば、脳内会話。自問自答。
バリエーションとして自動筆記とかタイピングとかもあるみたいですが基本原理は同じ模様。
だけどそこに、ある種のエネルギーの流れを認識しているかいないかが、言うなれば分かれ目になるように感じられます。
で、そんな、
「傍目からはわからない電波で無線的なぁゃιぃ会話」
を日々続けているうちに、いわゆる受信感度も少しはこなれてきて、
そんなある時、ふと気になって訊ねたんです。
ところで、あなたはわたしの守護霊さん? と。
そして、返ってきた「思念」を、まるでそうするのが当然であるように自然と翻訳したところ、
?「いや、おぬしの守護霊は別におる」
……は?
じゃあ、あんた誰よ?
……。
あなた私の守護霊さんじゃないの??
?「わしはおぬしの守護霊ではない」
えええー?
?「おぬしの概念でいう守護霊と呼べるものは他におる。わしは……そうじゃの、もっと包括的な存在じゃ」
包括……?
んー、じゃあなんかよくわからんので、とりあえず姿を見せてくれませんか?
ほら、雲さんだって黄色いシャツの愉快なオッサンらしいし、ジジイ言葉だからもしかしたらあんな感じなんじゃないかねー、なんて。
?「わしに固定的な姿なぞない」
あ、そ……。
?「あえて言うなら全てがわしの姿じゃが……逆に言えばどんな姿にもなれる」
へーそりゃすごいねー( ̄ω ̄ )と思いつつ、正直ちょっとがっかり。
?「じゃが、視覚的な『姿』として顕れてもよいぞ」
え、ほんと?
?「その方がおぬしとのやりとりもしやすいのは確かじゃからの。 現状のおぬしではイメージがあったほうが繋がりやすいのでな。
おぬし、ちょいと今すぐ頭をカラッポにしてみい。できるじゃろう? そこにイメージが流れ込んでくるはずじゃ」
へ? 今? あー、えっと……。
と、いきなりだったんですが、ここに至るまで瞑想やらも日課にしてたおかげか、この時すんなりとカラッポ状態に移行。
すると。
《巫女装束みたいな姿で、目元がちょっとキツめな感じだけど黒髪ロングな萌え系のべっぴんさん》
ちょw 反射的に出てきたイメージがそれかよ!ww
※正確に表現するのは難しいんでとりあえずぐぐるさんの画像検索で探してみたところ、神無月の巫女の千歌音あたりをイメージしてもらえると多少近いですw こちらのイラストとかクールな凛々しさが似てる。
あ。でも更にぐぐってみたら、千歌音とは違うけどこちらのイラストの方が全体的な雰囲気は近いw
川´ー`)「うむ。潜在的におぬしの思うておったとおりの姿になるからの。(※ビジュアル化したので以下顔文字で表現w)
なるほどのう。この姿はこの先おぬしの理解を進めるにもうってつけじゃの」
うわっ、全然ツッコミもなしにマジで巫女肯定された!!
ええんかいそんなんでwww
川´ー`)「姿なぞ方便にすぎん。言うたじゃろう、全てがわしの姿であり、どのような姿にでもなれると。おぬしの好んでおるニャル子さんとやらも、あの姿は変幻自在な無定形の内のひとつという設定じゃの。それと同じじゃ」
……どんな喩えっすか。いや、わかる自分が切ないけど。
つーか、だからって見るだけでSAN値下がるよーな姿はご勘弁くださいませm(_ _)m
川´ー`)「必要とあらば辞さんぞ」
うへぇ……でも必要って、もしかしてたわしを何か鍛えるためとか?
川´ー`)「鍛えるというのも語弊はあるが、感覚としてはそのようなものじゃな。
その世におぬしが在る意図を全うしてもらう一環として、こうしてわしとの対話までこぎつけるように現象という示唆をもたらしてきたのは事実じゃ」
ん……じゃあ、やっぱ精神的な病気になったり、そこから這い上がったりしたのも全部?
川´ー`)「全部じゃの」
じゃその間、死にそうになっても守ってくれたのも?
川´ー`)「守るというのはイエスともノーとも言えぬの」
なにそれ。
川´ー`)「だから言うたじゃろう。おぬしの守護霊は別におる。が、同時にわしはおぬしの概念で言う『守護霊』とも『ハイヤーセルフ』とも『ガイド』とも呼べるし、その全てであると同時に、そのいずれでもない」
なんかわけわからんけど……じゃあ、一体何なわけ?
川´ー`)「ふむ。それならばひとつ、たとえるかの。
よく聞くがええ。
わしは、水じゃ。
そしておぬしは海にさんざめく波、そのうちひとつの波頭じゃ。
水には、様々な動きや形態、作用があるの。
たとえばそれは時として氷であり湯気であり水蒸気であり、
池であり川であり海であり、
そこに生じる潮、渦、あるいは波でもある」
んー?
……じゃ、波である自分は、そっちの作用のひとつのあらわれ?
川´ー`)「そうでもある、が、それだけでは一方通行じゃ。
考えてみよ。池も川も海も潮も渦も波も、全く一つの同じもの」
同じ……水?
川´ー`)「そう。そしてそこに本来、何らかの『分離』はあるかの?」
……あ!
川´ー`)「そうじゃ。おぬしはわしの作用、そのひとつであると同時に、わしそのものじゃ。
水を宇宙に置き換えてみるがいい。同じことじゃ。
おぬしという存在はまさしく宇宙の作用、その一つ。
であるがゆえに、同時におぬしは宇宙そのものなのじゃ。
おぬしは、いやおぬしに限らず誰もが、
人や動物、有機無機、有形無形に限らぬあらゆる全ての存在が、現象事象が、一にして全なのじゃよ。
諸法無我、宇宙即我とは、そういうことじゃ。例外は一切ない」
……。
しばらく呆然としてました。
知識や理解としてではなく、「すべてはひとつのおなじもの」であるという「感覚」が、
これがそうだという確信と共に明確に流れ込んできたのは、この時が最初でした。
そのいわば「自覚」に浸って、それから余韻に陶然としつつも戸惑いながら、更に問いました。
じゃ、じゃあ……あなたは守護霊じゃないって仰いましたね。いったいどういう存在なんですか?
(↑急に敬語になってる)
川´ー`)「今言うたばかりであろう」
?
川´ー`)「水じゃ。波でもあり渦でもあり潮でもあり、雲でもあり霧でもあり、川でも池でも海でもある」
??
川´ー`)「おぬしが宇宙の作用ならば、わしもおぬしと同じであり、同時にわしはそれらを幾層にも貫いて無窮に拡がりゆくもの。おぬしとこうして繋がっておるのはその一端じゃ」
???(正直、翻訳がうまくいってない)
川´ー`)「『どういう存在』という問いかけ自体が本来成立せんのじゃから、まあ無理もないのじゃが……。
仕方ないのう。ほれ、もう一度今度は短く単語寄りの形で伝える。翻訳してみい」
単語……えっと……、
『宇宙、意思』……?
……はい?
川´ー`)「まあ、とりあえず及第点じゃの。
おぬしは宇宙の作用であると同時に、宇宙の意思によって生じた現象そのものじゃ。
それはおぬしだけではない。おぬしを取り囲むありとあらゆる人・物・現象、すべてはもれなく同じじゃ。
よって、おぬしの中に、わしは住んでおる。
同時に、全ての中にわしは住んでおり、そして、わしはその全てそのものじゃ。
今こうしておぬしと語らっておるのは、その顕れの一つの形にすぎん。
それは何も特別なことではない。驕ることなきよう、それはあらかじめ釘をさしておくぞ。
おぬし本来の『意図』自身が、おぬしが驕ることを忌避したがっておるでの」
……( ̄д ̄ )ポカーン
と。
私の中に住んでいる。
つまり、住人。
もちろん、「中に住む」という言葉にしてしまえば、それは正確ではないんですが、
しかし、この時その言葉の元となった「思念」、
そこに含まれていた「本質」による示唆は、現実離れだと否定するにはあまりにも現実を包み込みすぎていて。
これが、たわしと宇宙意思さん、略して宇意さんの、改めての出会い。
いや、本当は最初からずっと共にあったのだから、これは対面という形での、最初の始まり。
そして、この「自分は宇宙の作用であり、宇宙そのものである」という実感。
それこそが、自分にとってのセカンドパラダイムシフト。
またしても続きマス。
あまがっぱ 2011年01月26日(Wed)13時11分 編集・削除
へえ~
続きが楽しみだ。