へー、ヘミシンクって今結構話題になってたのね。
実はたわし、まだうつ病の真っ只中で大絶賛通院中だった数年前に、買っちまってたんですよ。
モンロー研究所のゲートウェイエクスペリエンスを。
(  ̄Д ̄)<ついかっとなってやった。こうかいはしていない。
つってもフルセットじゃないです。
Discovery1~6まで。たしか1万円はしなかったと思う。
どういう経緯で知ったのかまではさすがに覚えてないんですが、
たしか、その時見かけたWebページか何かで
《眠くなるので運転中には聞かないでください》
みたいな注意書きを目にして、
その当時慢性不眠でハルシオンとかスローハイムとか(※薬局処方の睡眠薬)も連日服用する状態だったたわしは、
「あー、てことはこれ聞いたらよく眠れるんじゃね?」
ってことで注文したような覚えがw
その頃は今のように川´ー`)みたいな存在なんて知らないし、
スピリチュアルなことにも全くといっていいほど興味なかったし。
聞き始めた当初はラリホー効果てきめんでw
おおーこりゃいいわーと。
それでしばらくは毎日毎晩聞いてたんですが、次第にその効果が出にくくなってきたんですね。
あー、これは睡眠薬と同じで耐性ができちゃったのかもね……と判断してがっかり気味にお蔵入り。
あ、ちなみに今は睡眠薬(てゆーかいわゆる薬全般)なんて全く飲んでないですヨ。
瞑想とかに目覚めてからは、ちゃんとぐっすり眠れるしばっちり起きれてます。
……でも、その当時に一度だけ、すごく不思議な体験があったんですよ。
それは、こんなお話。
むかーしむかし、ある日のこと、じゃったー。(市原悦子風に。
寝入りばなに布団に横たわって聞いていたら、
何て言うか、急にふっと身体感覚が途絶えたんですね。
だけど、意識は完全に起きている。夢かと思ったけど、そうじゃないってのがなぜか直観的にわかりました。
で、次の瞬間、意識だけになった自分はある空間(?)にいたんです。
そこは、だだっ広いのに異様な威圧感のある、
円筒状の、上下に伸びる管の内側のような場所。
空間は、上も下も果ての見えないほど延々と続いていて、壁一面にはびっしりと、無数の閉じたドアが螺旋階段状に並んでました。
ためしにその内ひとつのドアノブに手を掛けてみたけど、びくともしない。
途方にくれていると、ふと、無数のドアの向こう側から何かの気配を感じたんです。
耳をすますと、音のようなものも聞こえる。
誰かの話し声や、生活音や喧騒の音など、ドアによってその内容は全然バラバラなんですが、
とにかくその「ドアの向こう側は何かに繋がっている」ことだけはわかりました。
でも、開かない。
どうにかして開けたくて、というかどこか開いているドアは無いかと、ふわふわ上下に移動しながら探してみたけど、見つからない。
そんなこんなで探し疲れて、とうとうあきらめたその時、
周囲にあったドアのうち、ほんの数枚だけ、いきなりズバーン!と開いたんですよ。
で、間髪いれずにそのドアの向こうから、莫大な光にも似たわけの分からないエネルギーの奔流が自分めがけて怒涛のごとく流れ込んできて。
何がなにやらわからない一瞬の出来事に、呆然なたわしはその奔流の直撃をまともに食らって、
そこで、布団上の自分へと帰ってきましたw
で、先日ふとその事を思い出して、川´ー`)に聞いてみたんですわ。
あれ、何だったん?
川´ー`)「あの領域はの、病を得るほど心を閉ざしておったおぬしの世界、その象徴じゃ。どこまでも続く筒は、果て無き精神的孤独という名の無間地獄じゃの」
じゃ、あのドアは?
川´ー`)「固く閉ざされたおぬしの心、もとい思考という自我のこさえた殻、外部への自己防衛的抵抗じゃ。開けたいと願ったおぬしはしかし開けられず、あきらめたの」
だね。でも、なんでそれが勝手に開いたわけ?
川´ー`)「あきらめた、まさにそれが原因じゃよ。抵抗への抵抗に疲れ、抵抗への抵抗を手放したことで、本質的に同一である抵抗のエネルギーでできたドアの鍵が緩んだのじゃ」
流れ込んできたのは?
川´ー`)「まさしく、〝わしら〟じゃよ」
ん? 宇意さん?
けど宇意さんと話せるようになったのはあの時じゃないよ?
川´ー`)「わざと誤翻訳しとるじゃろ」
……だってその方がこれ読んでる人も経緯把握しやすいじゃん( ̄д ̄ )
川´ー`)「まあええ。おぬしが言い換えてみるのじゃな」
おk。
つまりあれは、自我という殻の外側、いわゆる真我とでも呼べる領域から流れ込んできたソースエネルギー、でいいかな。
宇意さんもいわば、そんな宇宙的エネルギーのひとつの姿ってことでしょ。
川´ー`)「まあ、概ねそんなところじゃの。
ソースエネルギーだけでなく、おぬしから見た外界、つまり他人や世間、出来事や環境など、それらもひっくるめたものじゃと考えるがええ」
あー、つまり、自分が拒んでいた『外の世界』全般ってことか……。
川´ー`)「あの時、いわばおぬしとわしらとを繋ぐパイプの弁とでも言うべきものが、それまでよりもいくらか開放されたのじゃ。目詰まりしていたフィルターの清掃が進んだ、と喩えてもいいの。おぬしに自覚はないかもしれんが、決定的に快方に向い始めたのはまさにあの時からじゃ」
うっそ、まじすか。Σ( ̄∀ ̄;)
てか、それもやっぱ全部ヘミシンクの効能?
川´ー`)「短絡的にイエスと答えるのも語弊はあるのじゃが、間違いでもない。あの頃のおぬしは、今のように意識して瞑想に入る方法など知らぬし、そもそも瞑想とは何かすら全く正しく理解しておらんかったじゃろう」
そうだねー。ただ座って目を閉じて考えごとするだけが瞑想って漠然と思ってたよ確かに。
川´ー`)「今は知ってのとおり、本当はまったく逆じゃの。
表層的自己による思考活動から離れ、本質的自己へと意識活動のレイヤーを移動するのが瞑想じゃ。そしてそれは座っていようが走っていようが本来関係ない。移動しやすい状況や環境、というのは各々あるがの」
で、語弊はあるけど間違いではないってのは?
川´ー`)「ヘミシンク、音響による両脳の同調は、今のおぬしにとってはあくまで、
『瞑想状態を誘発しやすい環境をもたらし、また瞑想の深度・度合、そのレベルを底上げする』
という性質のものじゃ。
その意味ではドニパトロやクリスタルボウルなどとも共通するの。おぬしは体験したことのないものゆえ実感はできぬじゃろうが。
仮に瞑想を食事に喩えれば、ヘミシンクは食欲増進薬と健胃消化薬をあわせたようなものじゃの。
睡眠に喩えるなら、深い眠りが得られる適度な疲労を抱えた上で、睡眠導入剤を飲むようなものじゃ。
本来薬を飲まずとも食事は取れるし、眠りにも入れるじゃろう?」
んー。つまり、あの扉のイメージは、
ヘミシンクそのものの直接的な効能ってわけじゃなく、それによって意図せず誘導された瞑想状態が招いた現象だったってことか。
川´ー`)「そうじゃの。それに、おぬしの場合は当時の精神病に対する、もう抜け出したいという希求や、はたまた服用していた向精神薬などの影響、他にも色々な要素が繊細に絡んでおる。ヘミシンクを聞いたから、ただそれだけであのような経験が発生した、というものでもないんじゃ」
てことはいくらヘミシンクを聞いても、ちゃんと自己の瞑想状態を受け入れる下地が整っていなきゃ効果は得られないってことでいいかな?
川´ー`)「まあそうなんじゃが、しかしその点は、あのヘミシンク内でのナレーションによるガイドによって、瞑想とは何かを知らずとも誘導されるような作りにもなっておるの」
あー、言われてみれば確かに。Σ( ̄Д ̄ )
ヘミシンク自体はなんとなく科学的理論的な印象はあるんだけど、
エネルギー変換ボックスとか、レゾナントチューニングとか、共鳴エネルギーバルーンとか、
全部いわゆるスピ系で言われる精神の処し方に通じてるって、今ならわかるもん。
川´ー`)「そもそも、誰しも元来の、根源的な意識の在り様は瞑想状態なのじゃ。その上に、現世的な意識が覆ってあるだけでの。
ヘミシンクという『方法』は、『スピリチュアルな世界への入り口を、スピリチュアルでない方面からのアプローチによって開く』という意味で、革新的かつ有用じゃと言えようの」
別にヨイショするつもりはなかったんだけど……なるほどねぇ。
……あ。
じゃ、あの時どういう因果かヘミシンクに出会ったのって、もしかして……。
川´ー`)(ニヤリ)
そんなこんなで、川´ー`)と話し始めた少し後から、また時々聞き始めてますヘミシンクw
さっきも書いたとおり、お題目は「特殊な音響技術で右脳と左脳を同調させる」という科学的な感じなんですが、
今では確かに、昔は分からなかった、「ヘミシンクに込められた各種のシステム」がすごくスピ系で言われてることと共通してるってことがよくわかります。
当時はそんなこと、全然知りもしなかったんですけどねw
別にオススメするつもりはないんですが、こういう『方法』もありますよ、っていう一つの実体験例でした。
ponsun URL 2011年02月03日(Thu)06時08分 編集・削除
へミシンク
興味深いですね
いつか、どこかで体験できそうな…
ありがとうございます