「諦めずに頑張れば夢は絶対叶う」
極論すれば、
諦めずに努力すれば不治の病も克服できるし、
いつまでも長生きできる、とさえ言える訳で、
これは現実としてやはり間違っている。
勿論、夢に向け努力し続けるための鼓舞フレーズとしては素敵だけど、
それを除いて悪い言い方をすれば、ある意味カルト的妄信や、
自分の夢に対して成功を収めた者、
または収めつつある者の放言とも受け取れてしまう。
ただし、それは一個人の命運の上で限定される事を前提としている。
これが、例え自分がダメでも別の同志が、後の世代が、
そうしていくと必ずしも否定できるものではなくなる。
命の連なりとは、ひとつはそういう事なんだと思う。