不健全な人は不健全を自慢する。
不摂生の人は不摂生を自慢する。
病気の人は病気を自慢する。
負傷中の人は怪我を自慢する。
悩める人は悩みを自慢する。
不幸な人は、不幸を自慢する。
なぜ自慢するのかって。
それは、他人に自分を認めてほしいから。
誰かに「自分」という存在を認めてほしいから。
他人に自分を認めてもらえなければ、
是認して、肯定して、受け入れてもらわなければ、
自分という存在は成り立たないと信じているから。
そうでなければ、幸せではないと信じているから。
だから、誰かに自分の存在を認めて欲しいのだけれど、
その「認めて欲しい自分」って、
実は何なのかよくわからないから、
「自分」にくっついている付属物を、
自分だと思って自慢しちゃってる。
本当に幸せであるときは、
単に「自分」で「自分」を幸せだと認めているし、
何ひとつ自慢しなくても、幸せなんだけどね。
ponsun URL 2011年11月03日(Thu)10時24分 編集・削除
そうですね
気がつかないうちに、無意識のうちに
自慢してしまっているかもしれませんね
他山の石として、自分を見つめること
でしょうか
ありがとうございます