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手放すという意味と、手放し方。

 感謝している瞬間、心から傲慢や怒りなどは消え失せています。

 つまり、傲慢や怒りから意識のフォーカスが外れているということ。

 傲慢や怒りは、観念の一種。

 いわゆる「観念を手放す」というのは、つまり意識のフォーカスを、そこ(その向けている対象)から外すということです。

 そのための根本的な方法というのが、
 「今この瞬間」を感じきることで、意識のフォーカスそのものを希薄化、あるいは停止し無効化してしまうというものだけれど、
 これは瞑想や何らかの経過・アクシデントを通じて固定観念を打ち破ったことのある人でないと、いきなりは難しいでしょう。

 そこでオススメできるのがやはり、その派生形とでも言える、感謝。

 感謝に意識のフォーカスを移すことで、傲慢や怒りからフォーカスが外れます。

 つまり、「意図せずして」傲慢や怒りを手放すことになるわけです。

 さて、問題はそれをどうやって普段かつ不断の実践として取り入れるかですけど。

 手っ取り早いのが、今見ているもの、あるいは触れているものが、
 いったいどれだけの人や物や現象の連なりによって今ここにもたらされたかを可能な限り想起し、感謝すること。

 その感覚と心的姿勢を保つよう努めつつ、とにかく繰り返すこと。
 反復は力なり。習慣は第二の天性。それを地で行くこと。

 そのようにして、その瞬間瞬間に、連なりを思い起こす癖をつけていくと、
 いつのまにか、その瞬間瞬間に、連なりを感じることができるようになります。
(正確には、「感じている」ことを認識できるようになります。なぜなら、感じるだけなら無意識的にでも最初からできているのですから)

 思い起こす、つまり「考える」ことで把握できるキャパシティを遥かに超えた、
 計り知れない連なり・繋がり・広がりを、「感じる」という境地に至れば一瞬にして感得しえます。


 全然話は変わりますが。
 今週の少年週刊サンデーのARAGO、
 守るべき人の前で異能の力を見せてしまった主人公のアラゴに投げかけられた感謝に、目頭がひどく熱くなってもう。
 好きなんだよなぁこのマンガ。
 これほどの作品の掲載位置が巻末ってのはいかがなものかってつい思ってしまうくらいに。

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  • コメント(5)

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コメント一覧

ponsun URL 2011年04月28日(Thu)07時11分 編集・削除

感謝している瞬間、心から傲慢や怒りなどは
消え失せています

同感です! 二つの行為は同時に行えないのですね


ありがとうございます

URL 2011年04月28日(Thu)11時28分 編集・削除

巻末は考えようによったら トリを取ってるてことですやん。
そら 巻頭は目立つかも知れませんが 何でも最後は大事でしょ。

サンデー読み進めて今日も面白いな~とおもっているところに最後しょぼいのんきたら 読者の気持ち半減やけど 最後にARAGOが来ることによって 感動して終わる ちゅうことです。

震災前から 大阪のおばちゃん=私は感謝の言葉はいっぱい発してましたが 震災後はより多くのことを感謝しながら生きるようになったように感じます。

あまがっぱ 2011年04月28日(Thu)18時40分 編集・削除

あっはっは!

イッヒッヒ!!

本文とサンデーの〆

この違いに爆笑

そう!そうだよ!!
そうでなくっちゃな!
人間だもの… by み☆を

ponsun URL 2011年04月29日(Fri)09時34分 編集・削除

「今この瞬間」を感じきることで、意識のフォーカス
そのものを希薄化、あるいは停止し無効化してしまう
というもの

適切なご説明です

今、目の前に没頭すること
でしょうね

ありがとうございます

せらつ@中の人 2011年04月30日(Sat)07時23分 編集・削除

>ponsunさん
 二つの行為は同時に行えない、その通りなんですよね。
 コンピュータ的に言えば、どこまでいっても人間はシングルスレッドなんですよ。マルチタスクではあっても。

 無心で没頭する時、感謝すらも消え失せてますよね。
 十牛図の7と8の差ってやつですけれども。
 ただ、そこにある根底的なエネルギーは不思議なことに深い感謝の際に流れてくるものとよく似てるんですよねぇ。


>敦さん
>トリを取ってる
 そうなんですよー。それもわかっているからこそ、「つい」なんですよ( ̄∀ ̄;)
 というのも、これただの薀蓄あるいは噂なんですけども。
 特にジャンプがその厳格さで有名なんですが、少年漫画週刊誌の作品掲載順って、基本的に人気順なんですよ。
 最後から1番目2番目のタイトルが、ひっそりと打ち切られて最終回を迎えたケースは枚挙に暇が無くて。

 まー、そのへんも一種の刷り込みなんですけどね(ぇー
 あ、例外ももちろんありますよ。念のため。


>あまがっぱたん
 ギャップ萌えktkr(ぇぇー