常に曖昧に。
これ焼けたの先々月のことなんですけどね、
写真とか残ってたんでせっかくだからさくっとご紹介。
名前はタイトルどおりだけど、
どんなのが出来上がるのかは読み進めてのお楽しみ~。
まず材料!
毎度のごとく〔〕内はベーカーズパーセント。
・強力粉(ゴールデンヨット):300g〔100%〕
・てんさい糖(他の砂糖でもOK):30g〔10%〕
・塩:3g〔1%〕
・インスタントドライイースト(サフ赤):5g〔1.6%〕
・水:190g〔63%〕
・スキムミルク:15g〔5%〕
・とき卵:30g〔10%〕
・バター(雪印):15g〔5%〕
・ココア:約10g(配合生地重量の約7%)
・粉末緑茶飲料(またはよもぎ粉など緑色の色素):約7g(配合生地重量の約5%)
・紅こうじ:適量(色つき具合を見ながら)
では材料の強力粉からとき卵までを混ぜてこねこね。
しばらくこねて生地がまとまって滑らかになり始めたらバターも投入してこねこね。
で、こねあがり直前くらいで、一旦生地を4分割します。
分割生地のうち一つはそのままこねあげ。
残り三つはそれぞれ、色の素となるココア・緑茶・紅を投入し、各々追加でこねて色を馴染ませます。
終わったら4つとも別々に発酵してもらってパンチ。
下の写真のようになります。
で、こやつらを成型するのですわ。
4つとも薄くのして、任意の順番で重ねます。
それをくるくるっとロール、細長い棒状に巻いて、
更にその筒をスケッパーなどで縦に一刀両断っ(ぇー
そうしてできた二本の長い生地を、互いにツイストさせる格好でねじってまとめて型にポン。
この時点で少々不恰好に見えても全然問題ないです。
とにかく型に収めることが一番大事。
型に収まりさえすれば、発酵と焼きによって見栄えはどうとでもなりますw
それでも見てくれが……ってんなら、焼く前に照り卵を塗ってから、粉ふるいで小麦粉をパラパラッとまぶしてやりましょう。
そんなこんなで覚悟を決めて160度のオーブンで30~35分。
すると、
ほらね、一応格好ついたw
で、で、中はこんな感じになるのさー!
おkおk。
このランダム感がたまりませんわなぁ( ̄∀ ̄*)
ちなみに味も、ココアと抹茶とが入り混じって、生地自体もリッチ気味で甘みがあるから中々面白いですぜ旦那。
紅こうじを別の風味つき色素(たとえば苺とか?)にするともっとカオス味わいが拡がるかも~。
エピってのは元々フランスパンの一種で「麦の穂」って意味だそうな。
パン屋で見かけるあのくねくねしたフォルムを再現してみたくて、初挑戦してみますた。
で、全粒粉ってのは、精白してない小麦をそのまま丸ごと粉に挽いたもの。
要は米で言えば玄米なわけで、通常の小麦粉と違って見た目にもちょっとつぶつぶした感じ。
うん、面白そうである。(何
では使用材料と分量は以下の通り~(4個分。〔〕内はベーカーズパーセント)
・全粒強力粉(ハルユタカ):50g〔25%〕
・フランスパン用準強力粉(リスドォル):50g〔25%〕
・強力粉(イーグル):100g〔50%〕
・インスタントドライイースト(サフ赤):3g〔1.5%〕
・てんさい糖:1g〔0.5%〕
・塩:3g〔1.5%〕
・水:130g〔65%〕
・オリーブオイル:1g〔0.5%〕
・ベーコン(15~20cmくらいの長めなやつ):4枚
・チーズ:適当w
・ブラックペッパー:少々
さっそく材料リストの粉から水までを混ぜてこねこね。
ある程度水和したら、オリーブオイルも投入してこねこね。
出来上がった生地に普段どおり一次発酵してもらったら、
パンチの後、4個分なので4等分。
グルテンが落ち着くまでしばらくベンチタイムを取ったら、いよいよ成型でーす。
(1)…麺棒などで楕円に薄く延ばした生地の中心寄りに、チーズを載せ載せ。
外周寄りに載せちゃうと生地を畳む時とじ目に挟まってとじられなくなるので注意。
(2)…ベーコンを途中で折り畳むようにして、生地の両端から約1~2cmくらい余裕を開けて載せてから、
(3)…ベーコンと生地の両端をまとめてつまんで、一緒にくいっとひっぱって伸ばします。
写真では、カメラ構える間に生地が縮んでしまってますが、(2)で書いたようにベーコンは生地の端から余裕を持たせてやります。
でないとやっぱり生地を畳む時にとじられなくなるので。
(4)…伸ばしたら、餃子の皮を畳むようにしてパタッと半分に包み、とじ目をきっちり抑えて完全に包み込んでやります。
そして、写真には撮ってないですが、この状態から更に同じ方向へもう一度半分に折り畳んで、やっぱりとじ目をきっちり押さえてやります。
最後にころころっと、両手で優しく抑えつつ転がしてやると、ラグビーボールを極端に細長くしたような形の生地ができるはずです。
これを天板、あるいは発酵用の平たい板に敷いたベーキングシートの上にのっけてから、調理用のはさみで生地の上面から斜めに思い切ってチョキンっと切れ込みを入れていきます。
感じとしては、ベーコンは切りつつも、生地の下面は切らないような間合いで。
切ったら、各切れ目をつまんで、下の写真のように、交互に左右へとその先端を振り向けてやります。
で、最終発酵。
いい感じに膨らんだら、照り出し用の溶き卵を塗って、ブラックペッパーをパラパラと振りかけ。
天板に載せずに発酵させた場合は、形が崩れないよう気をつけつつ、ベーキングシートごと優しく天板へと移してやってくださいな。
でもって160度に予熱したオーブンで15分ほど。
うん、穂ってよりは芋虫だww
切れ目の先を振り向ける時、もっと思い切ってやるといいみたい。
ちょっと焼きすぎたかな? でも香ばしい匂い。
これはベーコンだけじゃなく、生地の小麦自体の香りも普段とは違う感じ。これが全粒粉効果か!(ぇー
てなわけでとりあえず完成~。
全粒粉のつぶつぶ感がかもし出す、カリカリっとした独特のクリスピーなテイストがいい感じっすよー。
隠し味的なチーズも実によい縁の下。
見た目はともかく、味は好評でございました( ̄∀ ̄*)
パンカテゴリなのにピザなのは、
途中までパン生地とほぼ同じレシピでピザ生地もできちゃうから。
そんなわけで今日の料理byNHKはカレーピザ~。
ではまず生地材料のご紹介。(〔〕内はベーカーズパーセント)
・強力粉(イーグルとゴールデンヨット半々でブレンド):180g〔100%〕
・イースト(サフ赤):3g〔1.6%〕
・塩:3g〔1.6%〕
・てんさい糖(他の砂糖もOK):3g〔1.6%〕
・カレールウ(フレークタイプ):9g〔5%〕
・水:120g〔66%〕
そうなんです。
これ、カレー粉じゃなくてカレールウを生地に練りこんだピザっす。
カレー粉だと単にスパイシーなだけになっちゃうんだけど、ルウなので他の味付けも同時にできちゃいます。
それにルウには油分も含まれてるから、生地に別途油脂を練り込まなくても充分代わりのお役目を果たしてくれます。一石二鳥。
ちなみに今回使用したのはこの「Hachi カレー専門店のカレールウ」。
フレークタイプなので生地に混ぜ込みやすい上、成分表見ると、ルウ20gあたり脂肪分7.1gってことで、分量的にもちょうどよさげ。
ルウ以外を混ぜてしばらくこねて、生地が滑らかになり始めたらルウを混ぜ、更にこねます。
こね完了から一次発酵後の様子。
一次発酵はちょっと過発酵気味な程度でOK。
そうそう、余談ですが。
今回イーストにはサフ社の赤ラベル使ってるんですけど、同じサフの緑ラベルってピザ用のイーストがあるんですよ。
使ったことないんですけど、膨らみ度合は赤より鈍くて、その代わり生地の伸び・伸展性がずっと優れるそうで。
赤ラベルの500g徳用がまだ残ってるので、新たに買うのはまだ先かもですが、それが切れたらせっかくだし緑も検討してみようかなとかなんとか。
ちなみに、今回はルウというか油脂分を後混ぜした形なんですが、これを最初から混ぜると、小麦粉が水と反応してグルテンが形成されるのが少し抑制されます。
通常のパンだと、グルテン不足で膨らみや弾力が損なわれる要因になるんですが、ピザの場合はそっちはあんまり重要じゃなく。
むしろ先に油脂分を混ぜてグルテン抑制すると、弾力が落ちる代わりに生地の伸展性が増すらしいです。
オールインミックス法って言うそうなんですが、次はそうやって比較してみよっかな。
さて。
一次発酵の後、打ち粉をしいたペストリーボードに取り出して、パンチとベンチタイム。
一次と書いておきながら、二次発酵はしません。
いや、してもいいんです。その方が生地はよりふっくらとします。パンっぽく。
でもクリスピーさを出すならこれだけで充分。
でもって麺棒とかを駆使して伸ばせば、軽くφ28~34cmくらいにはなります。
これで4人前は充分かと。
ピザなのでトッピングはお好みー。
今回は以下の通り。
・ニンジン(中)1/2本
・じゃがいも(小~中):2個
・玉ねぎ(小):1個
・ブロッコリー:お好みで
・ぶなしめじ:1/2パック
・ウインナー:3本
カレー生地なので具もカレーっぽいラインナップで。
野菜は基本3~4cmくらいの短冊状にカット
ぶなしめじは1本ずつバラして、ブロッコリーは彩りを考慮して適当に小さくちぎる。
ウインナーは斜めにスライス。
具材がバラけないようにするためのつなぎには、一般的にはチーズを使うんですが、
今回食べ側にチーズ却下な人もいたので、溶き卵で代用。
味的にはチーズの方がコクもあってお勧めだけど、卵でも目的は果たせるからOK。
ちなみに卵は2個使用。スライスチーズなら4枚分もあれば足りるかな。
味付けはお好みでどうぞ。
今回は以下を使用。
・塩(クレイジーソルト)
・コショウ(クレイジーペッパー)
他にもピザソースとかケチャップとかマヨネーズとか、なんでもアリ。
で、窯入れ直前がこんな感じ。
ちなみにこの鉄板の内径がφ28cmだったかな?
淵がちょっぴり深めなので土手を作るには都合がよかったり。
では、160℃のサウナ(違う)に入ってもらうこと15分少々。
うん、中央の卵が半生だw
その他はもう十分焼けてるので、電子レンジで2~3分もすれば卵も固まってくれます。
実際食べてみてね、生地のスパイシーなだけじゃないカレー味がすっごくいい( ̄∇ ̄*)
ピザソースとかも合わなくはないとは思うけど、軽い塩コショウだけで留めておいて正解だったなー、と。
これ含めて同じレシピで何枚か振舞ったところ、老若男女問わず好反応でしたわん。
てなわけで、カレーピザ調理記でしたー。
……まさか初めての自家製メロンパンがこんな有様になろうとは(ぇー
いやぁ、ちびっこたちが揃って家に遊びにきたのと、この網目押し型が手に入ったものだからついかっとなってやったこうかいはしていない。
思いのほかずんぐりむっくりになってちょっと焦ったけどw
おまけ。
ひっくりかえしてみた動物虐待。
こめっここめこっこめこめこー(何
近所のカルディでグルテン配合米粉売ってたので衝動買い。
せっかくだからこいつで米粉食パン初体験っと。
こんな具合に裏面にはレシピまで用意してくれてるんですが、さくっと無視して(ぇー
今回使った材料は以下の通り。(〔〕内はベーカーズパーセント)
・米粉(グルテン入り):150g〔50%〕
・強力粉(ゴールデンヨット):150g〔50%〕
・てんさい糖:5g〔1.7%〕
・塩:4g〔1.3%〕
・バター(雪印):10g〔3.3%〕
・インスタントドライイースト(サフ赤):4g〔1.3%〕
・水:200g〔66%〕
ご覧の通り、小麦粉と半々でブレンドしてます。
いやほら、初めてだからさー?( ̄д ̄ )←さくっと無視した勢いはどうした
ちなみに使用したのはこの焼き型。
一斤サイズではあるけれど結構横長で、通常の一斤分量(小麦粉換算で約250g)だと、発酵させてもいつもちょっと型に対してボリューム不足な感じになりがちなものだから、材料の分量を数割分増してます。
てなわけでいつもどおりにこねたら、一次発酵してこんな感じ。
いつもの小麦オンリーの生地と違って、手触りは少し硬め。
見た目も含めて滑らかさでは小麦生地に一歩譲る感じですが、なんというかずっしりと、中の詰まってるような重量感はありますねぇ。
これを今回は5等分して、卵形に丸めて型に並べます。
で、焼く!
分量外の溶き卵を表面に塗って、160℃のオーブンで30と数分。
惜しい! 真ん中だけ低かった!ww
それに具合が掴めなくて少し過発酵になったのか、微妙に腰折れ気味。
でもまあ、それはともかく実際食べてみるとこれがまあなかなかどうして。
小麦半々だけど、米粉パン独特のもっちり感と目の詰まったクラム、そして歯ごたえは充分でてます!
ちなみに町のパン屋で売られてる米粉パンも、米粉100%とか謳ってない限りは小麦粉も配合してるっぽいですからね。
焼きたてってのもあるでしょうが、味としてはそういったものにも充分劣らない、と自画自賛(ぇー
初っ端でこんだけのものができるとわ、ええ時代になったもんじゃのう。