常に曖昧に。
「♪その日は朝から夜だった」
で始まるあの歌ありますよね。
曲名もそのまんまですが。
実は、かの嘉門達夫たんの歌だって今日始めて知ったってのはまあ内緒として(ぇー
あれ、ほんとすごいなーと最近になってつくづく思うんですわ。
だって、歌詞の内容が固定観念無視、
つきぬけてあるがままなんだもんw
たとえば、いきなりの「♪その日は朝から夜だった」
たわし普段午前3時か4時には起きて活動開始するんですけど、
当然空は真っ暗なわけですよ。
これ、朝なん? 夜なん?
まさしく朝から夜だった状態なわけで、
それって要するに、朝も夜も明確に分けられるもんでもなく、
朝でもあり夜でもある?
朝でもなく夜でもない?
まあ、どっちでもいいじゃん。今日も一日はじまるよー!
って具合でw
ほかにも、
「♪だけどウグイスパンにはウグイス入ってない」とか。
これほんと、そのまんまだよねw
で、これを聞いて「ホントだウグイス入ってねーじゃんべ、けしからん」
みたいな否定をサッとはさむ人っているんと思うんですよ。
だけど歌の中じゃ、ウグイスパンにウグイス入ってないのが悪いなんてひとことも言ってないw
あともう一つ挙げると、
「♪地球の上に朝が来る
ね・うし・とら・う・ねこ・パンダ・カメレオン」
いやほら、なんとなく当たり前のように思ってる人がごろごろいますけど、十二支が子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥でなきゃいけない必然性なんて、実はどこにもないんですよw
12個でなくちゃいけない理由もないしw
もうね。
こんなふうに、徹頭徹尾投げっぱなしジャーマンなんです(ぇー
昔初めて聞いたときは、ただただナンセンスでお笑いなだけの歌かと思ってたですよ? 正直。
でもこうして今の段階で改めて聞いてみると、いろんなものが見えてくるもんですね。
こうでなければならない、ああでなければならない、
そんな観念を握り締めてたなら、こんな曲を産み出す事なんてそもそもできやしないと思いますわほんと。
まあ、とにかく面白い良い歌ですw
聞いたことない人はぜひ。
ナスがママならこの世は天国。