常に曖昧に。
♪フゥワフゥワ(何
昨日ちょいと人体実験のために大食しまして(ぉ
おかげで新たにわかったことがあるんですよ。
それは、「過食は深呼吸を妨げる」ということ。
正確には、呼吸の「呼」を妨げるんです。
腹部の膨張感が、腹式呼吸において息を吐くときに物理的な抵抗となるというか。
見もフタもない言い方すれば、でぶると腹が締まらない(ぇー
というのもですね。
「いまここ」に意識を置くために有効な深呼吸。
この深呼吸には三つのタイプがあるんですよ。
一つは「呼」優先。
徹底的に吐ききってから、力を抜いて「吸」は肺に空気の流れ込むのに任せる方法。
一つは「吸」優先。
大きく深く吸ってから、力を抜いて「呼」は肺から空気が出るのに任せる方法。
一つは「呼吸」共に深く行う。
吸うも吐くも目一杯やっちゃう方法。
この三つのうち、一番いまここに帰れるのが「呼優先」です。少なくとも個人的に。
これは「まず手放すことで流れ込む」イメージを養うのにも最適で、また肺ひいては体内に溜まり淀むエネルギーの排出という側面もあるです。
逆に「吸」優先は、上三つの内では最も望ましくないようです。
言ってしまえば、「空気を貪り食う」呼吸法なわけで。
また、淀んだエネルギーは体内に溜まり続けますし。
大食や肥満によって腹式呼吸を妨げられた状態で、それでも深呼吸をしようとする時、
たわしの周囲の人々も含めて観察した限りでは、ほとんどの場合、この「吸優先」方式に陥るみたいなんですよ。
更に、特に肥満体型の人が深呼吸を意識してない時、吐く息が短く、吸う息が長く、そしていずれも浅い傾向がありました。
大食や肥満が健康を害する理由の一つは、もしかするとここにもあるのかもしれないなぁ、と。
ちなみにこの辺、スピ的によく言われる「お金というエネルギーの流れ」と同じですよね。
溜め込もうとすればするほど流れをせき止めてしまい、今度は入ってこなくなるっていうアレ。
呼吸するのは、空気を吸うのは、生きるためでしょ。
より生きたいと貪欲に空気を吸って、吐くのを怠れば、
お金と同じで流れのバランスを損なって、結果、より生きたいという欲望とは逆向きになる、と。
呼吸共に目一杯やるのは、酸素過多状態になりやすいです。
ちゃんと吐く分だけ「吸優先」よりはましかもしれないですが、
しかしたわしの過去の経験から言わせてもらえば、
うつ病・パニック傷害の時に深呼吸すると、この呼吸になりやすいのではないでしょうか。
何年も前、当時のたわし自身がまさにそうだったように思うんですよ。
「落ち着かなきゃ。深呼吸しなきゃ。深呼吸しなきゃ」と、強迫観念的に節度を越えてしまう、そんな感じ。、
それで仕事中に酸素過多状態で目を回して、仕事にならなくなったケースは数知れずw
なので、瞑想的活用法としての恩恵は「呼優先」に劣りなどは決してしないとは思いますが、
この方式では特に、ゆったりと長く行うように心がける必要性が強いのではないかな、と。
てなわけで、いまここを強く意識するのを意図したとき、
たわしは「呼優先」の深呼吸をするよう心がけてます。
大食はその大きな妨げとなるので、腹八分以上には食事せず、貪らないのが望ましいという論拠をまた一つ手に入れた次第。
ちなみに「呼」優先にはもう一つメリットがあって。
吐く時に、胴体を一本のチューブのように見立てて、それ全体を胴部の筋肉や骨格(腹筋・背筋・胸筋・胸郭など)で細く締めるような感じで力を入れて吐いていくと、腰や背骨が楽になります。
要は、筋肉などを引き締めることで、コルセットや和服の帯を巻くのと同じような効果になるんじゃないでしょか。
いや、本格的に腰や背骨に痛みを抱える人に有効かどうかは知りませんよ? 大人しく治療してください( ̄∀ ̄;)