常に曖昧に。
いやー、ちょいと仕事中に怪我しちゃいましてね。
刃物で利き手の中指の先っちょをちょっぴりそぎ落としちゃってw
おかげでちょっとタイピングしにくかったりはするんですが、傷自体はもうほとんどふさがってるんでご安心をば。
つーかね、怪我らしい怪我をしたのって久しぶりなんですけど、
例えば「ツイてない」とか「不幸だ」とか、そういう風に全然思ってない自分が無性に嬉しいんですねこれがw
痛みはもちろんあるけど、一方で痛みとして判定せずにただ「あるがままの感覚」として心静かに観察できてるのがわかる。
そういう、なんていうか、今自分がどんな段階?状態?にあるのかというのが少しばかり確認できたということに、ぶっちゃけ感謝してたりします。それが正直な心境。
Q. マゾですか?
A. マゾかもね。
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さて、そんじゃ南北たんの続きを。
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世には、名刀と称される一振りがある。
それは、抜きん出て鋭い刀のことではない。
単によく切れるだけの刀のことでは決してない。
真の名刀とは、
優れた剣士が手にすれば、切るも切らぬも自由自在。
切るべきときには切り、切らぬべきときには切らぬよう、
使い手の意思に沿いその刃を変幻に走らせる。
一方、ただ切れ味ばかり鋭いだけの、
切ることしかできない刀は、妖刀と呼ぶ。
名刀は、平素静かに鞘の中で刃を休ませている。
有事には抜き振るわれもするが、
用が済めば自ら鞘に収まることを心得ている。
しかし、妖刀に鞘は有って無きが如し。
妖刀は何かを切り傷つけるまでは決して鞘に納まろうとはせず、
納まったとしても、すぐにまた鞘の外へと抜け出したがる。
常に血を欲し、常に抜き身でありたがる。
人は必ず、自分だけの鋭い一振りを携えている。
まさに唯一無二、使い方一つで護国の宝刀にもなりうる、素晴らしい業物。
誰しもが、その使い手だ。
しかし勿体無き哉。
その殆どは、宝刀たる自覚もなしに、
ただ無闇に振り回されている。
いや、そもそも使い手達は、
それが刀であり、刃であるという認識すらなきまま、
休むことなく振り回し続けている。
刀には、重みがある。
延々振り回し続ければ、どんな剛の者でもいずれ疲れる。
しかし妖刀はその魔力を以って、
使い手に振り回すのを止めることを許さない。
疲れ果てた使い手は、必ずどこかで手元を狂わせる。
そして必ず、無明の刃で自分や他人を不要に傷つける。
だから、鞘に入れなければならない。
妖刀の呪縛から逃れ、鞘に納めることを覚えなければならない。
妖刀に操られることなく、国士無双の名刀を携え、
自在の剣を以ってあらゆる強敵にも後れを取らぬ剣豪には、
鞘なくしては決して成ることはできない。
刀の名は、思考。
鞘の名は、瞑想。
瞑想が、妖刀を生まれ変わらせる。
瞑想が、名刀を産む。
南北さんのお話の途中ですが、今日はちょっと別の話題を。
この世はパラドックスで出来ているといっても過言ではないな、と思うことがあります。
たとえば、願いごとは求めれば求めるほど叶わない。
それは、求めるのは願いが叶っていないということであって、願いが叶っていない状態に焦点がいっているから。
叶っていないという不足感を元に渇望すればするほど、叶っていない状況を更に引き寄せてしまう……etc.
今日はそんなパラドックスの内、
川´ー`)と話している内に出てきた「咀嚼」についてのパラドックスを、対話形式でお送りいたしまs
……公開していいのかなぁ、これ。( ̄д ̄;)
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さーて、突っ込んだら負けとは書いたけど、本当にツッコミがないと寂しいもんだわさww
てなわけでしれっとこっちが正しいタイトル(ぇー
水野南北のことを知ったのは、小林正観さんの本なんですね。
といってもそこまで詳しく紹介されてたわけではなく、本当にさらっと。
ただ、なぜかその「さらっと」が気になって、調べてみたのが事の始まり。
大抵の「メッセージ」ってやつはね、本当にさりげないから困るw
その教えを元にささやかながら実践し始めた当初は、あーこの食じゃダメだー、とか事あるごとに自制できない自分を責めたりして逆方向に努力しちまってたんですけど、今じゃ(あくまでその頃よりは)幾分マシになったかな。
ただ単に天地への感謝を忘れず、分限を守り、心身の声を聞く、それだけのことなんですね。
日々の食生活に留意するだけで心が晴れる事を知った。
別に社会的に成功したとかまだそういうわけではないですが、それだけでも充分儲けものですわ、南北さんという人とその教えに出会えた恩恵は。
時代を超えてありがとうございます。
てなわけで前回の続き。
さて、おつとめを終えて出獄した南北少年(  ̄д ̄)。
久々に町をぶらぶらしながら、ぼんやりと考えます。
『娑婆の人間と、罪人として牢にぶちこまれてくる人間の人相には、何やら大きな相違点があるらしい』
牢獄の中でのそんな気付きは、わずかに、しかし確実に彼を変化させていました。
ふと思いついたのは、そんな時。
(  ̄д ̄)「……じゃあ、これまで荒くれな生活してきた自分の人相は、どんなもんなんだろ?」
興味が湧いてきました。
そもそも今回とっつかまったのだって、酒代欲しさに起こした刃傷沙汰が原因。
他の入牢者たちと、傍から見れば五十歩百歩、大差ないわけで、彼自身の相にも共通する何かがあるのかもしれない。
それが何なのかがわかれば……、
その時でした。
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